応用運珠法
運珠法を分析すると、0+1、0+2 → 1+1、1+2 → 9+9までの加法は90種類・減法も90種類ある。その他に、45+5、53-7、99+3、100-5などの「応用運珠法」もある。このように多数ある運珠を覚えさせるのは、正直1年生以下の児童には非常に難しい。覚えさせるより考えさせる方が遥かに児童の負担は軽減される。
さらに45+5、53-7、99+3、100-5などの問題は、応用運珠法であるから数理で捉えた方が誤答は減るし筆算との関連性も強くなる。計算力は何も答えを出すだけの力ではない。むしろ計算の道筋が理解できる力の方が重要だと思う。
↓95+5、100-5、96+4、100-4と展開すれば「応用運珠」も数理的に理解できるようになる。さらに数直線の構造が理解できるようになる。
世の中の珠算に対する期待が、算数や低学年へと向けられているわけだから、これまでの運珠法による古典的な指導法は改めるべきであると思う。
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