『ABACUS 3B』 スパイラル学習
新学習指導要領は「指導内容をなだらかに発展させたり、学び直しの機会を設けたりするなど、発達や学年の段階に応じた反復(スパイラル)による学習指導を進められるようにする」を求めている。
1学年で簡単な3桁(120までの数)を学び、2学年で十進位取り記数法の原理を3桁、4桁まで拡張する。ここで、注目する点は「1学年で具体物を数えることを通して、新たに百のまとまりを作ることで簡単な3桁の数を知る」ことである。
↑この内容は、チップと『ABACUS 3B』そのものである。年長児の後期では、100枚のチップを10ずつまとめて数えることが可能な幼児もいる。さらに「100は10が10こである」という構成も分かり始めてくる。
『KIDS』から『ABACUS』になっても学習が難しくなったわけではい。むしろ1桁からのスパイラルが始まるので逆に易しくなる。『ABACUS 3B』では100以上の数を、そろばんを使って十進位取り記数法を学ぶ。とくに103のような「空位の0」(空集合)は、そろばんの教具性が発揮できるところである。
このSSKCLUBと2011年から始まる算数の学習体系は全く同じであると断言できる。算数では1学年で120までの数を学んで、2学年で十進位取り記数法を習うことを考えると、SSKCLUBの方が完全に学習が先行する。このことから『ABACUS 3B』は、加減算までの総まとめを学習できる大切なテキストとなる。このテキストが上手く通過できる児童は、間違いなく学校の算数も「よく分かる」ようになる。
幼児・1学年からSSKCLUBに入学すると「学習指導要領」と並行して学習して行くので、大変濃い学習ができる。早い時期に「できる、分かる」が獲得できれば、同時に算数好きな児童になる可能性も高くなる。
↓『KIDS 5』と『ABACUS 3B』のスパイラル学習!
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