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知覚数

「知覚数」とは「モノ」を数えなくても分かる数である。

下の丸は何番がわかり易いだろうか?

① ●●●●●●●●

② ●●●● ●●●●

③ ●●●●● ●●●

④ ●●●●●● ●●

⑤ ●●●●●●● ●

①は大人でも数えないと分からない数である。

②③は、知覚数+知覚数と数観念を使えば8が数えなくても分かる。

④⑤は左からの数え足しか、数え上げを使うと思われる。しかし5歳児は数観念が一般的に未獲得なので、②③を数え足しでとらえる可能性が非常に高い。

このことから、そろばんの合成分解は5歳では無理となる。さらに②③の問題で数え足しが出来ない幼児は、さらに知覚数が一般的幼児より低いので、そろばんの五珠を認識できない可能性がある。(6を2、7を3と間違える)

↓写真の『KIDS分類』のP16の問題は「知覚数の検査」である。この問題を直観(知覚)できない幼児は5歳以下の能力とみなしてよい。つまりこの発達段階では「合成分解はおろか五珠の操作もできない状態である。」ということになる。

『KIDS1』と『分類』テキストで、幼児の能力を把握することは指導者のモラルだと思う。指導者の能力は、幼児の能力以上に大切であることを認識して欲しい。

090217_000101   

↑『分類』P16

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