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パズル

算数には、①数と計算 ②図形 ③数量関係 ④量と測定の4つの領域がある。1年~3年までは、約89%が「数と計算」である。

一般的にそろばんは計算が主体であるから「数と計算」以外は、縁がないように感じるであろう。ところが「図形」と「数と計算」には共通な点がある。それは合成分解である。

2+3=5であるように、三角形+三角形=四角形、台形+台形=平行四辺形になる。このことから図形も数と同じように、三角形、四角形の概念が非常に大切になってくる。つまり、その概念をもとに合わせたり回転したりして、図形を上位概念に構成できるようになるわけである。

計算は、数と数をつないだり、離したりする行為であるから、やはり「数の理解」が一番大切である。図形も同様に、面積や合同や内角の和へ拡張していくと「数と同じ原理」が見えるようになる。児童が計算と図形を同化できるようになるには「計算を覚えさせない」ことである。計算と図形の共通(合成分解)な点を、児童自身が頭の中で思考するようになって始めて調節ができるようになる。

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