教育へのこだわり
子どもは一定の順序で発達する。それは「前の段階を十分に伸ばしておかないと、次の段階の発達があやふやになる」ということである。幼児の時には、行動をいろいろ変化させて、それを物との関係に置き換えることが思考の準備になる。つまり、具体物をしっかり扱わせることである。
「KIDS数あそび」の『テキスト・計数そろばん・チップ・パズル等』は、物を操作しながら「数と計算」を獲得できるようにプログラムされている。まず、小学校1年生でやっている程度の算数ならば、必ず出来るようになる。これは「小学校特別支援学級」や「幼稚園」でも追跡調査で証明されている。
心理学では「下手に先を急いで、前の段階を固めぬうちに、次の段階へ行かせようという教育ノイローゼが一番いけない。思考の基礎は行動だから、ここから固めていくのが本筋である。母親や先生の中には、大切なことは何度も繰り返して教えるのがいいと思い、同じやり方ばかり使う人もあるかもしれないが、それはそれでそのやり方が「学習」されるまでの過程に限られている。」と言われている。
たとえば九九を覚えるとする。これを5回繰り返して覚えたとすると、この5回とも、子どもにとっては「刺激価値」になる。それは毎回毎回ちがった箇所が「新しく」覚えられていくからである。ところが一旦覚えてしまったところをもう一度くり返すと、飽和状態になり「またか」という気持ちになる。九九を覚えることだけに捉われている学習は、結果的に「かけ算」の理解が遅くなってしまう。
一般的な珠算塾は「九九は覚えさせる」SSKCLUBは、覚えさせるのではなく「九九は作りながら理解させる」。これは「SSKCLUBの教育へのこだわり」である。
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