記数法と命数法
1年生の児童が10+2を102と誤答するケースが多い。これは、12を「じゅうに」と読む命数法が原因である。(いち に と書いて12と表すことを記数法という。)書字的には確かに正しいが、これは算数では通用はしない。そろばんは珠を使って12を表す(構造上)ことから、このような誤答は極めて低くなる。
また、3桁の問題も同様に展開すると、空位の0(206の十の位が0)の意味もよくわかる。ただし206が100が2こ・1が6こである意味(数の構成)は、量感を示して学習することが大切である。
※ 幼児期に12と20の誤答が多いのも命数法が原因である。
詳しく説明すると、記数法は十進位取り記数法・命数法は十進位取り非記数法である。
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