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見取算

そろばんの計算(加減乗除)は、基本的には「そろばんの珠と数字の組み合わせ」である。例えば見取算はそろばんに置いた数(布数)と数字をたしたり、ひいたりする計算である。

図のような44+11の問題を計算する場合、問題がそろばんの図であった方が遥かに児童には分かりやすい。数字は記号であるが意味を含んでいる。5=1+1+1+1+1・2+2+1・3+2・・・(郡性体)このような考えが出来れば、計算が「パッとひらめく」ようになる。それにはそろばんの珠の特性(数図)を生かした方が良い。特に低学年の発達を考えると、数の認識は記号的な把握(ジェローム・ブルーナー学習理論)が難しい。その点を考えると珠算の合成分解は、図のように「映像的な学習」から入ると非常に理解しやすくなる。

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